破壊の罪 – ongakusato己を含めて業界を破壊したいと考えたもの、そう考えさせたものは罪深い。
破壊したいものの中に己をいれず、破壊した後もかわらず己の一族の生業せしめたいと考えた者とそう考えさせた者、そうした者はさらに罪深い。
どれも考えず、考えさせられぬ者は愚鈍である。

善意のみで破壊してしまった者は蒙昧である。

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自分のいる業界をぶっ壊したいといった奴ははバカだよね。
壊すものの中に自分と自分の手の届く範囲を入れなかった奴は詐欺師だよね。
何も考えなかった奴は能無しだよね。

善かれと思ってやるやつはメクラだよね。

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昔の事だが、自分の仲間のなかで「業界をぶっ壊したい」とことあるごとに言う風習の様なものがあった。

アナーキーな改革論であれば良かったが、そういっていたもので現在の様な根底回帰を担ったものは少ない。

音楽や芝居、映画の制作者はいきているだけで精一杯だったし、憂いていてもそのポーズだけで終わる事も少なくない。特にこの私について。

 

望むと望まざるによらず時間が壊していった何かを拾い集めながら、かつての風習を顧みてしまう今日この頃、何をしているのかは秘密。

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