十五年越し – ongakusato今気が付いたんだけどさ。
15年ぐらいね。学校行って、ギターやらなにやら授業を受ける準備をして、一段落して、なんか時間が空いてたんで、そのままタバコすいながらひと時たのしんでいたわけですよ。
そのとき友人が、のっそりあらわれて、ギター抱えて歌い出したんですよ。
彼はユニークな性格で、人あたりもよくて、話しやすいやつだったので、きょうはどんな歌を歌うのかな、と言うか、あんまりいい雰囲気で気持ちの良いお昼前、そこへ歌声が加わって、まあいい按配だったわけですよ。
で、イントロらしきものをこえて、第一声「ちょっとさ?くれ?♪」ってはじまって、あっという間に終わって、こっちみている。
気分がよかったので、多分にこやかにしてたんだが、きゅうに「あー伝わらなかつたか、、、すまん」といってさわやかに席をたって、ロビーを出て行った。
あの、ふんわりとした時間。
それはさておき、さーくれーって、俺のアゴのことだったんだな。ほんといま気がついたw
にぶかったな、なんかかえしてやりたいな。げんきかなあいつ。
まだ音楽やってるかな。
あってみたい。
元気か?

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