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audio I/O review

Universal Audio Apollo Quad

一時期は流通量も少なく、予約して入荷待ちであったapollo quadの使用したレビューを書く事にする。

ネット内の評価に対して

2chではけなされているapolloだが、個人的な使用感としては全然悪くない。サンレコでプレビューがあったようだがそちらは聞いていない。

この値段帯のオーディオインターフェイスとしては、満足いくクオリティだ。

おそらく、入力であるHi-zやプリアンプの色づけが極端に少なく、この点で「音が悪い」という評価になっているのだと思う。

素の音でやる気になるかと言えばそうでもない。しかし出音は低音から高音まで輪郭が見えやすく、細かいミックス調整に対して信頼性の高い反応をしてくれる。下手にきれいな過ぎる音をアウトプットされるより、この方が良いとさえ思える。

なおかつこの機材の真骨頂はやはりUADのプラグインなのであり、これらを使用した上での音像構築を前提とした作りであると考えれば、マイクプリに過度な色づけがされないのは当然ではないかと考える。私はneve系のプラグインをほぼかけっぱなしで使っている。やる気の出る音問題はほぼこれで解決する。