最近の医学は凄いねー。
先々週くらいから歯医者に行って、虫歯がひどいありさまになっていた歯を治療してもらっています。
まあそんな面白い話じゃないかもしれないけど。
そしたら、歯医者さんが右下の歯を見るなり、
「あー、ケッコウいっちゃってるねー。」
と言い、気前良くガリガリ削ったあと、おもむろにメモを取り出して、
「普通の場合は、この上に土台乗っけて、銀歯かぶせれば終わりなんだー。でもこの歯はねー、ケッコウぎりぎりのところまで虫歯になってて、土台が作れないからー、どうする?」
『っていうか、何を?』と思っている間もなくメモに「ハグキ」とそこに生えている「歯」を描いて、
「これ、普通の歯ねー。」
赤線一本引いて、
「今こんな感じなんだわー。」
「で、この歯を一回抜いてー。」
「こんな感じで、植えなおして土台乗っけて、銀歯かぶせるって言うのがあるのー。で、可能性としては50%くらいなんだけど、出来ればこの歯を活かしたいからさー。」
自分的には、このユルイ話し方を何とかして欲しいんだけど、言ってることは『ダメだと思ってた歯を生かす方法がある』ということ。
話し方の割には、イイこと言ってる。。。ハズだ。「話し方で人を判断しちゃイケナイ、イケナイ
(心の声)」。
「で、どうしよっか。」
と、歯医者さん。
ユルイ、ユルイなぁ、この人。大丈夫なんだろうか?
いやでも、話し方はともあれ、インフォームドコンセントはしっかりやってるし、よく観たら周りの機械やコンピュータはしっかりしていてキレイだ。
あんまり考えてもしょうがないから、それ今日やってきたよ。
1時間半も椅子に座りっぱなしで、口をズーっとあけていて、しかもなんだか眠くなるし。
ほいで今は、なんか宙ぶらりんな歯が自分のくちの中にたたずんでいます。