5年前、通常の筋肉量の2倍の筋肉幼児が発見されていたそうだ。5歳にして彼は3キロのダンベルも軽々持ち上げるとの事。
記事はこちら「筋肉2倍の幼児、3キロのダンベルも軽々 ドイツ」。
筋肉隆々な幼児は想像がつかない。
でもなんかドイツっぽいなぁ、とも思う。本当は、人体実験で作られていたりして。
この話は、遺伝子研究で新たな発見があったという形で報告されている。
筋肉の増大を抑えるたんぱく質ミオスタチンがキーになって、遺伝子内にこれが欠けていると筋肉量が先天的に増えるそうだ。
SFXの世界だった「遺伝子操作で作り出される、超人類」が目前になってきた。
あるいは、筋ジストロフィーへの有効な治療法となるのか。
「ヒトクローン胚研究を容認、条件付きで 科技会議調査会」なんて話もあるし、倫理問題というところもすり抜けて、こういった研究は進んでいくんだろうな、とおもう。
人は自分の体のための新しい部品を自ら作り、組替えていくようになるだろう。
当然、そのクオリティーはピンからキリまであって、それ相応の金もかかるだろう。
エステやスポーツクラブに行く感覚で、より良いと製品と取り替えつづけるような人たちもでてくるだろう。人工筋肉さえも完成しつつある昨今、そのうち「自然な体をもっているのが一番の贅沢」というようになるのだろう。