この2週間に大事件連発である。
1に「中越地方大地震」、2に「日本人人質事件最悪の結果」である。
地震の被害が甚大で、1日午前9時現在で5万9668人の人が避難をしている。
最初、震度6強とつたえられていたが、その後詳細なデータが気象庁に入り、川口町では震度7の揺れを記録していたという。
現在も余震が続く中、私たちに聞こえてくるのは「どこの道路が壊れている」「○×がたりない」「優太ちゃんだけが助かった」という三つのことがほとんどだ。
気になって、WEB徘徊してみると、復旧計画のあり方、ボランティアのあり方の様なところで、被災した方々とのギャップがあるという話が目についた。
このような話題は阪神淡路大震災の時にも聞かれたような気がするが、具体的にいえば「支援物資」として送られてくるモノのなかには、洗濯もしてないような古着やちり紙の詰め合わせだったりするとか、自宅の地盤が下がったが勝手に修理すると補償が出ないとか、あるいは、被災者を支援するために来たボランティアの方々の一部に、毎日のように酒盛りドンチャン騒ぎをしてはひんしゅくを買っていたり、見ているだけで何もしない邪魔な報道陣という話だ。
復興計画については詳しくわからないが、とにかく壊れた道路や建物をなおす、物資や人も必要なはずだ。
「日本各地で緊急ではない公共土木工事をしている人たち。
土木工事の経験のある失業者の人たち。
そういった人たちの協力を仰いで復旧工事を進めることが
現地の課題を解消する一つの手段になるのでは?」
ネットの中で、こういった意見も見つけた。
優太ちゃんが「お母さん死んじゃった?」と繰り返す問うという話も聞いた。
娘や息子を持つ身としては、突き刺さるようなことばだ。
実際に、自分がいますぐ行えることで役に立ちそうなのは、義援基金へ募金することと、こういった意見を再び取り上げること。
誰かの言葉を繰り返しているだけかもしれないけど、意義があると信じたい。