ドン・ブックラと並びアナログシンセサイザーの発展と今日の音楽への多大な影響を残されたボブ・モーグ氏が2005年8月21日アメリカ合衆国ノースカロライナ州アシュビルでご逝去されました。
故人と残された偉大な業績に対して心より哀悼の意を表します。
詳しくは知らない人ですが、その知名度から容易に音楽への影響を想像できる数少ない人でした。
レオ・フェンダーやジム・マーシャルといった人たちもそうだけど、その開発者魂みたいなものは継承されているんだろうか。いやきっと継承されているに違いない。そうでなければ、世の中に彼らのサウンドが広まるはずはない。
よけいな、心配だね。
ご冥福をお祈りします。
シンセサイザーについて興味を深めた時に「まだ現役でいらっしゃる方だったのか!」と知っただけで深い感動を覚えました。
でもついに逝ってしまわれたのですね。非常に残念です。
Minimoog Voyagerは最後の大仕事だったのかな。
現在のシンセが鍵盤と操作部分が合体しているのは、彼がMinimoogを発明したから、と言われてます。(知ってたらごめんなさい)
あと彼が部屋みたいな巨大なシンセをタンスサイズにしたことで「世界のトミタ」もSwitched on Bachも生まれたし、その音があって名画「時計仕掛けのオレンジ」も生まれたと言っても過言じゃないような気がします。(ちょっと無理やり話し広げすぎだけど)
Moog発明品、何か手に入れたいなぁ・・・、改めて。
技術の進歩を市民に還元したという意味で彼は偉大だ。
ポップスの偉大さに通ずる様な、気がします。
> Moog発明品、何か手に入れたいなぁ・・・、改めて。
同感です。リスペクトと継承する意思表明をこめてそう思います。
遅くなりましたが、Moog博士の訃報はこの記事にて知りました。
Voyagerの設計に加えて昨年は来日講演も行っておりましたし、その生涯に亘る精力的な活動も又、今日の音楽文化に大きく貢献されていたと思います。
師の冥福をお祈りすると共に、博士と同年代にして交流も深かったと言われる冨田勲氏や梯郁太郎氏等の、今後の活躍にも期待しております。
> カワヴェリさん
ありがとうございます。
恐れ多いことですが、情報の波のひとつとして機能できたこと、そしてそのことに、このように丁寧にお返事いただけるとは思っていませんでした。
もう書いてしまっていますが、Moog博士について私は詳しく知ろうとしたことがありませんでした。
これから知れる良い機会を与えてくださったこと、また、これからの自分音楽にも希望を下さったことを博士とカワヴェリさんに感謝いたします。