音楽をやっていて、お金をもらうために、考えることがある。
平たくいえば「著作権」でどうやってお金を稼ぐかということだが、結構議論された音楽ソフトウェアのコピー問題というやっかいな問題についてだ。
基本的には、「違法コピーはだめよ」というところで収まっているし、議論され尽くした感もあるこの問題、皆さんはどのような結論をもっているのだろう。
まず、そのもののクオリティが高くデータ量がとてつもなく大きい場合でも、データとしてコピーできる形になった音楽のコピーはさけられないと思う。
そのことをふまえ、去年の段階で自分的に、コピーレフトやGNUライセンス的な扱いが妥当ではないかなと思っていた。
データの形でなくとも、実際に音楽の歴史からすると、作曲者以外の人が耳で聞いてコピーやカバーをして再演することは多いし、そのことでお金を得る人も多い。
なおかつ、著作者の死後50年(国や制度によって違う場合もある)で、著作権は時効をむかえ、社会へ還元されていくのだから、最終的にはフリーライツな存在になっていくからだ。
しかも、それほどの時間を経ても愛される楽曲が社会に還元されないなんて、人類にとっても有害以外の何ものでもない。実は自分の究極の目標が、そこら辺だったりするからというのもある。
その上で、現在を生きる楽曲の制作者には「応援や支持の意味での寄付」というかたちで報酬を支払うというのが理想的ではないかなと思っていた。
しかし、知人は「現在には、かつてのメディチ家のような存在というのはあまり似合わないと感じるし、いないのではないだろうか」という言葉で表現していたが、たしかに音楽の平等な特性上あまり特権階級的なものには似合わないような気もする。
かえりみて、他人の良心にのみ頼ってお金を得ようとするのは作業者としてどうかとおもう。
もちろん、音楽を作る上では最大限の力を注いで来ている。
リスナーに音楽を渡して「気が向いたらお金をください」というのはイーブンな関係ではないし、自己を貶めてこびをうるような人間の音楽が必要とされることはないと思う。
楽曲制作者のためにもリスナーのためにも、作業量に妥当な金額を定め合い、きちんと授受することが結局は一番良いのではないか、と今現在は考える。
うわ、結局話が始めに戻ってるし、画面が文字だらけで黒いなぁ。。。
「現在のところの結論」ってところ自体矛盾してますなー。
売ってくれよーってモンつくりゃーいいじゃん!
しょーがないから売ってやるよーぐらいな
殿様商売しましょー!
> 「現在のところの結論」ってところ自体矛盾してますなー。
いや〜、いつもながら突っ込みサンキューです。
殿様商売しましょー!